直江津白山の将棋よろず覚書き

将棋の魅力を、将棋関連書籍の紹介や将棋の歴史解説などを通して、お伝えしていきます。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

棋書評価「超急戦横歩取り」

今回は、「超急戦横歩取り」(創元社 高橋道雄著)のブックレビューです。 本書の概要 研究ノート 本書の概要 本書の構成は以下のとおり、5章立てとなっています。 プロローグ 第1章:▲6五角戦法(△4五角戦法) 第2章:相横歩取り戦法 第3章:▲7七桂戦法(△3…

棋書評価「将棋基本手筋コレクション432」

今回は、「将棋基本手筋コレクション432」(将棋連盟文庫 将棋世界編)のブックレビューです。 私見 私流本書の使い方 私見 本書の「まえがき」で次のように述べられています。 「手筋とは部分的な形において有利のなるための一手であり、先人達が編み出して…

棋書評価「勝てる棒銀戦法」

今回は、「勝てる棒銀戦法」(創元社 青野照市著)のブックレビューです。 本書の概要 研究ノート 本書の概要 本書の「はじめに」において、筆者はこう述べています。 「相手が初心者の想定から有段者が指す手まで解説したのでどんな棋力の相手にも対応でき…

棋書評価「井上慶太の居飛車は棒銀で戦え」

今回は、「井上慶太の居飛車は棒銀で戦え」(NHK出版 井上慶太著)のブックレビューです。 本書の概要 本書のどの点が役立ったか 本書の概要 本書の「はじめに」において、筆者はこう述べています。 「駒の動かし方は分かるが指し方が分からない、という声を…

棋書評価「寄せが見える本【基礎編】」

今回は、「寄せが見える本【基礎編】」(浅川書房 森雞二著)のブックレビューです。 本書の概要 本書のポイント まとめ 本書の概要 本書の想定読者は、級位者~初段です。本書を含む浅川書房の「最強レクチャーブック」は、「級位者から初段、二段クラスの…

名作あらすじ「賭博者 ドストエフスキー」

今回は、ドストエフスキーの「賭博者」をとおして、将棋を「賭け」という観点から考察してみます。 あらすじ なぜ、ゲームは賭けにつながるのか? まとめ あらすじ 主人公は、ロシアの「将軍」の住み込み家庭教師の「アレクセイ・イワーノヴィチ」。物語は、…

棋書評価「3手詰ハンドブック」

今回は、「3手詰ハンドブック」(浅川書房 浦野真彦著)のブックレビューです。 本書の概要 本書のポイント まとめ 本書の概要 本書の「はじめに」において、筆者はこう述べています。 「実戦で玉を詰まそうと思ったら、玉をつかまえるコツである詰手筋を知…